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2012/07
10
[ #832 ]

コンケーブ4

暫くの間サーフボードのボトムはトムの影響もあり、フラット中心の流れになるのだが、80年終盤にまた一人の天才が現れる。そう、ケリー スレーター。
彼がプロデビューした時、まだ彼の板はフラットボトムを基調としたものだった。とにかくアウトラインが細く、デッキには余分な肉のない、ノーズの反り返ったポテトチップスだった。また、センターにカーボンを使用していて、当時かなり流行っていたのを記憶している。カーボンのしなり弾性と反発復元性を彼が利用しようとしていたかどうかは定かでないが、その性質は今様々な形で試されている所だ。当時エポキシ樹脂だったりカーボン、ケブラー、EPS、スタイロフォームなんかの新素材も試されていたが、どれもその耐久性に対するもので、もしケリーやアルがしなりに対してアプローチしてたとすれば、それは先見性というところでかなり注目されるべき箏だと思う。
ケリーのサーフィンはすごく新しかった。ホワイトウォーターでのコントロールとフィンアウトてのスライドコントロールはいまのASPのコンテストでの基準になっているように思う。当時のケリーを他のサーファーと比較するとそのボードの反応の早さと加速に驚嘆する。その極限まで落としこまれたフォイル、薄いレールは、しっかり水を掴みパワーをホールドした。
そしてフォイルダウンが浮力の限界に達した頃、浮力を落とさず、ボトムがしっかり水を掴むというのが、その後の命題となっていったのではないかと思う。
そういった流れのなかで、オーストラリアのグレック ウェーバー、モーリスコールなどがコンケープボトムのボードを削りだした。とくにウェーバーは一貫して深いコンケープと強いロッカーでファビオ ゴーベイアやケリーの最大のライバルであったシェーン へリングらのトップランカーを生み出していた。コンケーブパフォーマンスボードの幕開けとなったのである。
私見ではあるが当時のコンケーブはまだ色々な所で水を掴んでしまい、とても癖が強く感じた。パワーのホールドは素晴らしかったが、それを解き放つコントロールがむずかしかった。遊びのない、ステアリングを操ってるかのようだ。自分の感覚では、厚い波ではやたら引っかかったり、詰まったりした。そこからは試行錯誤、次々にコンケーブの形状、位置、深さが試されていったと思う。
始めはプレーニングを起こそうとシェープされたコンケーブだったが、今はどちらかというと、水をしっかり掴みルールと水を密着させる機能が中心になって来てるようた。スピードの為のものからターンの為、最近てはトリックに利用する者もいるようだ。
それを証拠に最近のデザインはコンケーブでスピードを引き出すというよりロッカーでスピードをひきだしているので、エントリーエリアのロッカー、端的にはノーズロッカーが極端になくなって来ている。そして、レールは適度にボクシーで、パワーがよりホールドされる。
過去を振り返りながらコンケーブの時代的な流れ,そして特徴などを書いてみたが、次回はコンケーブの現在、そして具体的な基準についてまとめてみたい
O2KI

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